ニホンミツバチ保護飼育 佐々木 伸一

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2020.10.05 二ホンミツバチ 015番

2020.10.05 二ホンミツバチ 015番

2020年の3月末日の今年最初の分蜂群収容も出戻りがあったり波乱含みで大変でしたが、4月4日の第二分蜂群もなかなかに一筋縄には行かず、自分のスキルを試されているかのようでした。

2018年の4月9日に収容した巣箱なので180409巣箱と呼んでいますこの巣箱、
3月31日の分蜂実施以来、巣箱重量はほぼ横ばいで第二分蜂群が出るのはまだ先だなぁと考えながら4月4日午前中お世話し、その後170522巣箱にて作業してましたらスマホにメール着信が連打。

なんだろと思いつつ作業を終わらせスマホを見てみると、先ほどお世話した180409巣箱のトレイルカメラから分蜂開始を検知した報告メールでした。

自分が作業して巣箱を後にした5分後に分蜂を開始してるんですね。

それにしても前回の第一分蜂群を感知出来なかったトレイルカメラですが、巣箱の前50センチメートルに置けば赤外線熱感知タイプのトレイルカメラでも十分に検知出来る事がわかったのは収穫でした。

現場へ急行し、分蜂で乱舞する働き蜂達のトルネードを刺激しないよう距離をとって見守っていると、次第に木の幹へ収束していきましたが、

出来た蜂球は2つ…
何故に蜂球が別れたのでしょうか。

その2つの蜂球は、今の分蜂で出て来た働き蜂達で間違いないのは見てました。(これ見てなかったら悩んだだろうなぁ)

それぞれの蜂球はかなり小規模でそれぞれ独立は無理っぽいし、色々考えましたが結局2つの蜂球とも慎重に1つの巣箱へ収容することに。
収容する際、念には念をいれて働き蜂達を落ち着かせながらゆっくり収容し(場合によっては逆に急ぎ収容するのが正解の時もあります)、2つの蜂球を合流させる際トラブルがおきないか観察しながら作業しましたが、特に問題無く収容しました。
一つ気になるのは、2つの蜂球を合わせても450グラム程度しかなく、31日の第一分蜂群に比べて3分の1以下の規模の小ささですが…
天候が安定してくれればなんとか大丈夫だと思います。

画像は収容して落ち着いた第二分蜂群です。完全にまったりしてくれましたね。

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